カンで事業をするな!

2011.05.16

正碓なデータ解析をせずに、感覚・勘覚(著者の造語で、これを「カンジニアリング」と呼びます)で物事を判断したら、事業の方向性を見誤ってしまいます。カンジニアリングではダメです。エンジニアリングでなくては。数字はただの羅列では、何も物を言いません。しかし、数字は何かを言おうとしているのです。あなたが組み合わせたり、並べ替えたりして無口な数字に物を言わせるのです!結果には必ず原因があります。それは単純なひとつの原因である場合もありますが、通常は多くの原因が複合的に作用しあって、ひとつの結果を形成するのです。例えば、売り上げが2割上がったとしましょう。「おお。今月は売り上げが2割も上がった。よかった、よかった。来月も頑張ろう」で終わってはいけません。来月も頑張るって、何を頑張るのですか?「それは…今月と同じように頑張るんだよ」今月と同じ?今月は何をしたの?「DMも増やしたし、毎日営業に走り回ったし、新聞広告も3回入れたし、メルマガも発行したし…」今月はどうして売り上げが上がったのですか?「それは???」これでは、本当に何かよくて何か悪かったのかまったくわかりません。非常時には、とにかく売り上げを増やすため、考えられるすべての対策を取ることも致し方ありませんが、あまりお勧めできる方法ではないのです。ネットショップでは、とくにアクションに対する応答が非常に速いのです。1週間もしくは2週間様子を見れば、すぐに結果が判明します。そこで、やりたいことを整理してひとつずつ実施していけば、何が効果があって何が効果がないかがわかります。いいと思って実施したことが逆効果であったことも手に取るようにわかるのです。また、実施した対策の費用対効果を必ず評価しなくてはいけません。